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【活動報告】沖縄県那覇市にて対象者別「ペット防災セミナー2023」の講師を務めました

ペット防災の実効性を高めるためには、飼い主、自治体、獣医師会など、対象者の立場に合わせた専門的なアプローチが必要です。

災害時に発生するペットに関する諸問題は、単なる動物の保護問題ではなく、避難所運営や生活再建に関わる「被災者自身の問題」であり、それぞれの立場で果たすべき役割が大きく異なるからです。

『人とペットの防災カレッジ』

2023年2月12日・13日に沖縄県那覇市で開催された本セミナーは、なは市民活動支援事業の交付を受けた「新都心地区民間企業のペット同行避難調査及び『人とペットの防災カレッジ』による人材育成事業」(主催:一般社団法人 人も犬も猫も幸せなまち創り隊OKINAWA)の一環として実施されました。

プログラムを2日間に分割し、1日目は一般飼い主向けに「災害時の具体的状況と備え」を、2日目は行政・団体向けに熊本地震での同行避難支援プロジェクトにおける現場責任者としての経験に基づき、「同行避難支援のあり方」を解説しました。

当法人は、現場での知見を各対象者に適した形で提供することで、地域全体のペット防災力の底上げを支援しています。

平時からの「役割分担の明確化」がもたらす迅速な支援体制

災害発生時の混乱を防ぎ、円滑な支援を行うためには、平時から行政、民間ボランティア、関係団体、そして飼い主自身の「役割分担を事前に明確にしておくこと」が不可欠です。

現場での検証から、各主体の責任範囲や連携フローが曖昧な状態では、支援物資の滞留や避難所運営の混乱を招き、結果として被災者の負担が増加することが明らかになっているためです。

本セミナーの行政・団体向けプログラムにおいて、ガイドライン等を通じた事前の役割分担の具体策について解説したところ、参加された自治体担当者様から特に大きな反響をいただきました。
誰が、いつ、何をするのかを可視化することは、地域防災計画を見直す上での重要な指標となります。

各機関が自身の役割を正しく認識し、平時から強固な連携体制を構築しておくことが、いざという時の実効性の高い同行避難支援の基盤となります。

【実践的な知見に基づくセミナーのご案内】

NPO法人ペット防災ネットワークでは、実際の被災地支援で得た経験とその後の検証に基づき、現場で真に役立つ「実践的なセミナー」を提供しています。

自治体、飼い主、ボランティア、そして事業者の皆様、それぞれの立場に最適化したプログラムの詳細は、以下の案内ページよりご確認いただけます。

[自治体・飼い主・ボランティア・事業者向けセミナーの概要説明]

[これまでの開催実績・検証に基づく活動記録の一覧]

私たちの知見を、皆様の地域や組織における確実な備えにお役立てください。

那覇市ペット防災セミナーの様子

地域の特性を考慮した防災対策の重要性

ペット防災の基本的な考え方は全国共通ですが、実践においては各地域の地理的特性や気象条件を考慮した対策が求められます。地震、水害、台風など、地域によって発生頻度が高い災害の種類が異なり、それに伴う避難のタイミングや必要な備蓄品も変化するためです。

今回のセミナーが開催された沖縄県においては、特に台風に対する事前対策が重要となります。暴風域に入る前の安全な避難経路の確保や、停電・断水を見据えたペット用物資の備蓄など、地域特有のリスクに応じた具体的な対応策について解説を行いました。

公的機関のガイドラインを基礎としながらも、地域の特性に即したカスタマイズを行うことが、現実的なペット防災体制の構築に繋がります。

▶正しいペット防災の知識を得るセミナーはこちら

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