活動内容
Activities
NPO法人ペット防災ネットワーク 活動内容
①被災者支援としてのペット支援活動の推進
全世帯の約3割がペットを飼育する現在、災害時のペット安全確保は被災者支援の重要課題です。しかし現状では、過去の被災経験やその検証から得られた具体的な対応策や体制作りが十分に整備されておらず、災害時のペット支援では混乱が繰り返されています。私たちは、熊本地震など過去の被災地での経験とその検証に基づき、自治体、獣医師会、関連団体と連携し、現実的かつ具体的な災害時ペット支援体制づくりを進めます。
②地域主体のペット防災活動のサポート
災害時のペット支援は地域主体が原則です。地域の皆様が中心となる活動こそが、ペットとその家族、そして地域全体のより早い復興を可能にします。私たちは地域主体のペット防災の取り組みが円滑に進むよう、現場経験と全国ネットワークを活かし、各地で活動される皆様を災害時・平時を問わずサポートします。
③災害時ペット支援ボランティアリーダーの育成
災害現場での混乱を防ぎ、効果的なペット支援を行うには、専門知識と連携能力を持つボランティアリーダーが不可欠です。過去の災害では、ルールを守らない団体が現場を混乱させ、行政や獣医師会が疲弊する事態も繰り返されています。円滑な支援実現のため、専門家による教育プログラムを通じ、自治体・獣医師会と連携できる災害時ペット支援ボランティアを育成します。
④正しいペット防災情報の発信
災害時には不確かな情報が拡散され、混乱を招くことがあります。私たちは、過去の経験と全国ネットワークに基づき、正確で信頼できるペット防災情報を発信します。これにより、平時は飼い主の防災意識向上を促し、災害時は間違った情報による混乱を抑制し、被災地のニーズに合った効果的な支援活動を行います。