メンバー紹介

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理事・監事

理事長 冨士岡 剛

1964年生まれ、熊本市在住。
済々黌高校卒。
一般社団法人HUG 代表理事。
熊本県動物愛護センター運営協議会委員、福岡市動物の愛護と管理推進協議会委員、北九州市動物の愛護と管理に関するあり方検討会構成員などを歴任。
熊本地震での長期にわたるペット支援活動の経験を基に、ペット防災の講師として全国で講演。雑誌「いぬのきもち」「クロワッサン」「AERA」、NHK WORLD JAPANなどメディア取材多数。
保護猫との出会いをきっかけに動物愛護活動をはじめる。
地元熊本で起きた熊本地震で長期にわたるペット同行避難支援を行う。
全国のペット防災関係者への助言も行っている。
「飼い主による適正飼育」と「自治体による被災者支援としてのペット支援体制構築」の重要性を一貫して訴え続けている。

■ 理事長メッセージ
熊本地震を経験するまで、私も多くの人と同じように、災害をどこか遠い場所の出来事のように感じ、「知っているつもり」になっていました。しかし、あの日、住み慣れた熊本が一瞬で被災地となり、私たち自身が一夜にして被災者となった時、災害は「他人事」ではなく、「じぶんごと」に変わりました。

その後のペット支援活動で目の当たりにしたのは、避難生活の中でペットとその飼い主が直面する、想像以上に過酷な現実でした。「次の災害では、絶対に同じことを繰り返させてはいけない」その強い想いが、私の活動の原点です。災害を「じぶんごと」として捉え、備えることは簡単ではないかもしれません。でも、災害を「他人事」だと思っている限り、本当の意味での防災は始まりません。

被災したからこそ伝えられることがあります。現場で見て、聞いて、感じたリアルな情報を発信し、ペット防災の推進に力を尽くしていきます。

副理事長 大下 勲

1965年大阪府堺市生まれ。麻布大学獣医学部獣医学科卒業。                公益社団法人日本獣医師会危機管理室災害対策部門室員、一般社団法人日本小動物獣医師会災害対策委員会委員、公益社団法人大阪府獣医師会動物救護等対策委員会委員、大阪VMAT副隊長などを務める。
災害対策における豊富な経験と専門知識を活かし、獣医師の立場からペット防災に尽力。
一般社団法人堺市獣医師会代表理事及び大下動物病院院長として地域獣医療に貢献しながら、大阪エコ動物海洋専門学校で非常勤講師も務めている。                  獣医師国家資格、防災士、災害危機管理者、BCPアドバイザー

■ 副理事長メッセージ
災害時、被災地では情報が錯綜し支援ニーズも変化する中、支援者が連携なく個別に行動すると現場に混乱を招き、対応の遅れにも繋がります。このような事態を防ぎ効果的な支援を実現するためには、まず、災害対応に関する決められたルールや連携体制に従うことが不可欠です。それぞれの組織や個人が持つ専門性を尊重し、その能力を適切な場面で活かすことが求められます。

また、動物支援にはエビデンスに基づいた正しい知識も欠かせず、感染症対策としての公衆衛生やシェルターメディスン等の専門知識は、動物たちの命だけではなく人の健康を守る上でも重要となります。獣医師の立場から、平時から関係機関との連携強化と正しい知識の普及に努め、災害時にはルールに基づき専門性を活かした円滑な支援活動を目指します。

理事 岩瀬 晃透

1963年東京都生まれ。國學院大學法学部卒。 NPOアニマルワン代表理事、(株)ペッツクリエーション代表取締役。大和ハウス工業勤務後、ペット関連企業を経て、日本愛玩動物協会東京ブランチ設立に携わり、同協会の動物ボランティア活動の礎を築く。東京都動物愛護推進員(日本動物愛護協会推薦)。2003年NPO法人アニマルワン設立、翌年(株)ペッツクリエーションを起業し、ペット共生住宅のコンサルティング等を手掛ける。ペットに関する新規事業企画・コンサルティングを展開。動物専門学校での講師、執筆、講演多数。ペットと人が共に幸せに暮らせる社会の実現を目指し活動。

<主な執筆歴>「ペットライフ」(ペットライフ社)、「ペットジャーナル」(鳥獣商法社)、「ペットのページ」(ペット企画社)「動物たち」(財団法人日本動物保護協会)「愛猫愛犬マンションでの飼い方」(小学館)その他ポータルサイト企画監修、執筆、編集協力などその他多数
<主な講演活動>NPO 日本ヒューマン・アニマル・ボンド・ソサエティー、大阪コミュニケーションアート専門学校、国際動物専門学校、群馬動物専門学校、専門学校日商クリエーション、日本商科学院専門学校、ペットフォレストアカデミー、足立区、川崎市、三和総研、松井産業、ダイワハウス工業、ダイワリビング、積水ハウス、積水ハイム、積和不動産、ニッセキハウス、ミサワホーム、総合地所ペット共生住宅研究会、全国宅地建物管理業協会など多数

理事 畑瀬 裕子

福岡市在住。一般社団法人災害プラットフォームおきなわ代表理事            ドッグライフインストラクター、アニマルレイキプラクティショナー沖縄県を拠点に、行政と連携した防災訓練やペット防災セミナーを多数開催。那覇市の全指定避難所(69箇所)へのペット同行避難に関する調査や、市民活動支援事業として「新都心地区民間企業のペット同行避難調査及び人とペットの防災カレッジ」を実施するなど、地域に根ざした実践的なペット防災活動を展開してきました。コミュニケーションやメンタルヘルスカウンセリングのスキルを活かし、講師としても活躍。『ともに、このまちで生きる』をコンセプトに、動物を含め全ての立場のものや地域が災害と共に生きる力と情報を持てるようプラットフォームの構築及び支援を目指している。

監事 佐藤 直美

1970年生まれ、福岡県北九州市在住。NPO法人ALL OK 代表理事。             孫の誕生を機にNPO法人を設立。 2020年、冨士岡氏のペット防災セミナーを主催したことをきっかけに、「正しいペット防災」の重要性を認識。地元北九州市を中心に啓発活動を行う。全国のペット防災関係者と定期的にオンラインミーティングを開催し、情報共有を推進。持ち前の行動力で、自治体、企業、NPOなど多様なセクターとの協働プロジェクトを多数実現。2022年からは、「人と動物の共生社会づくり」を目指し、「ワンヘルス」の啓発にも力を入れている。

団体概要及び組織図

所轄庁 熊本市 事務所所在地 熊本市 

設立年月日 2025年4月25日

事務局 吉田 浩 西 真智子    

広報室 西村 匠子 河合 珠美

研修部 山本 志穂 野村 里美

総務部  森山 めぐみ   

会計責任者 長谷川 尚美