【2026/1/18東京開催】集合住宅のペット防災セミナー

【2026/1/18東京】ペット防災セミナー｜マンション管理規約とペット倶楽部

多くの人々がマンションなどの集合住宅で暮らす現代の都市部において、災害時のペット対応は避けては通れない課題です。

NPO法人ペット防災ネットワークでは、2026年1月18日（日）に東京にて、実践的なノウハウを学ぶ「ペット防災セミナー」を開催いたします。今回は、その第一部「都市部の『集合住宅』におけるペット防災」について、詳細内容と開催の意義をお知らせいたします。

都市部の集合住宅における「ペット防災」の盲点

首都圏をはじめとする都市部では、多くの世帯がマンションなどの集合住宅で生活しています。しかし、ひとたび大災害が発生すれば、多くの居住者が被災生活を余儀なくされます。その際、深刻な問題となりかねないのが「ペットにまつわるトラブル」です。

自治体による公助（避難所の開設など）には限界があり、特にペットの災害対策はなかなか進まないのが現状です。そのため、私たち飼い主には日頃からの「自助」としての減災対策が強く求められています。

しかし、壁一枚を隔てて多くの人が暮らす集合住宅においては、個人の備えだけでは解決できない問題が多々あります。そこで不可欠となるのが、居住者間での「共助」の力です。

トラブルを防ぐ鍵は「動物飼養細則」と「ペット倶楽部」

災害時の混乱を防ぎ、人とペットの双方を守るために、平時から準備しておくべき重要な要素が2つあります。

適切な「動物飼養細則」の策定・運用
「ペット倶楽部」の活動とコミュニティ形成
今回のセミナー第一部では、ペット共生住宅の第一人者である岩瀬晃透氏をお招きし、これらの整備について具体的に解説いただきます。

1. 動物飼養細則の整備

単に「ペットを飼ってよいか、いけないか」を決めるだけではなく、災害時や緊急時にどのようなルールで対応するのかを定めた「細則」が必要です。ルールが明確にあるからこそ、緊急時のパニックを防ぎ、円滑な避難や生活維持が可能になります。 本セミナーでは、細則作成に先立っての考え方や、想定される事態への取り決めについて学びます。

2. ペット倶楽部の設置と役割

適切なルールの運用には、その担い手となるコミュニティが必要です。管理組合との関係性を保ちながら機能する「ペット倶楽部」の存在は、災害時の共助の基盤となります。平時からの活動がいかに災害時に役立つか、その運営ノウハウを公開します。

講師紹介：ペット共生住宅のスペシャリスト

第一部の講師には、「住宅」と「動物」の両面を知り尽くした専門家をお迎えします。

講師：岩瀬 晃透

NPO法人ペット防災ネットワーク 理事　NPOアニマルワン 代表理事　株式会社ペッツクリエーション 代表取締役
【プロフィール】 大和ハウス工業勤務を経て、ペット共生住宅の推進やコンサルティングに従事されてきました。日本愛玩動物協会東京ブランチの設立や東京都動物愛護推進員も歴任し、動物ボランティア活動の基礎を築かれた実績をお持ちです。 「愛玩動物飼養管理士１級」「宅地建物取引主任者」「管理業務主任者」の資格を保有し、他では聴くことのできない、ハード（住宅・設備）とソフト（規約・コミュニティ）の両面からの実践的な解説を行います。

「ペットを守ることは、人の命と生活を守ること」
本セミナーは、以下のような方に特におすすめの内容となっております。

マンション管理組合の役員・防災担当の方　集合住宅にお住まいのペット飼い主の方
自治体の防災担当者、動物愛護管理担当者　避難所運営に関わる可能性のある方　動物取扱事業者、動物愛護団体の方
「ルールがあるからこそ、ペットを守ることができる」。 明日からすぐに役立つ具体的なノウハウと、現場で使える知識、そして連携を学ぶ貴重な機会です。ぜひご参加ください。

※事務作業の手続き上、キャンセルによる返金は不可となります。予めご了承ください。

主催・共催 主催：NPO法人ペット防災ネットワーク 共催：NPOアニマルワン

お申し込み方法　seminar@petbousai.jpメールにてお申し込みください。

件名： 「1/18セミナー参加希望」　本文： お名前・ご所属・ご連絡先
皆様のご参加を心よりお待ちしております。