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【活動報告】災害時のペット支援は「被災者支援」|日野市社会福祉協議会 防災シンポジウム講演

2022年9月25日、東京都の日野市市民の森ふれあいホールにて開催された、日野市ボランティア・センター(社会福祉協議会)様主催の「日野市民でつくる 防災・減災シンポジウム2022」に登壇いたしました。

本シンポジウムは会場とオンラインのハイブリッド形式で開催され、当法人は拠点を置く熊本県からオンラインで会場と繋ぎ、第1分科会『発災から学ぶ ~ 人とペットの災害対策 ~』の講師を担当させていただきました。

自治会や自主防災会の方々、そしてペットの避難所運営に関心のある皆様に向けてお話しした内容をご報告します。

日野市「防災・減災シンポジウム2022」登壇の背景

今回のシンポジウムは、日野市社会福祉協議会(ボランティア・センター)様が中心となり、市民一人ひとりが防災について考える場として企画されました。

ペット防災が、単なる「動物愛護」の枠組みを超え、地域の「防災・福祉」の課題として社会福祉協議会様主催のシンポジウムで大きく取り上げられたことは、大変意義深いことだと感じています。

 イベントの詳細はこちら(ひの市民活動支援センター 様サイト)

【講演内容】災害時のペット支援の本質とは

第1分科会では、熊本からオンラインで参加させていただき、過去の被災地支援での経験を踏まえた、地域でペット防災を進める上での最も重要な「基本」と「仕組みづくり」についてお話ししました。

ペット支援は「被災者支援」であるという基本
私が講演で最も強くお伝えしたのは、「災害時のペット支援は、被災者支援そのものである」ということです。

ペットを飼っている被災者にとって、ペットはかけがえのない家族です。
ペットが安全に避難・滞在できる環境(同行避難・同伴避難の仕組み)が整っていなければ、飼い主は危険な自宅に留まったり、車中泊を続けたりして、自身の命や健康を危険に晒すことになりかねません。

ペットを守る仕組みを作ることは、結果として「人の命と健康(福祉)を守ること」に直結します。この本質的な理解を、地域全体で共有することがすべての第一歩となります。

自治体と社会福祉協議会(民間)による「顔が見える関係性」の構築

では、いざという時にペットを含めた被災者支援を円滑に行うためには何が必要でしょうか。

それは、平時からの自治体と民間(社会福祉協議会や地域の支援団体など)による「顔が見える関係性の構築」です。

行政(公助)だけでは対応しきれない細やかな支援を、社協や地域ボランティア(共助)がどのようにカバーするのか。災害が起きてから名刺交換をするのではなく、日頃から顔を合わせ、互いの役割分担や受け入れのルールを話し合っておくことが、いざという時の初動スピードを決定づけます。

地域全体で取り組むペット防災の未来に向けて

日野市社会福祉協議会様のように、地域の福祉・ボランティアを束ねる機関がペット防災に積極的に取り組まれていることは、他の地域にとっても大変素晴らしいモデルケースになると確信しています。

当法人はこれからも、過去の被災地での現実を基盤とし、自助・共助・公助の連携を促し、「顔が見える関係性」から生まれる実践的なペット防災体制の構築に向けて、活動を続けてまいります。

【実践的な知見に基づくセミナーのご案内】

NPO法人ペット防災ネットワークでは、実際の被災地支援で得た経験とその後の検証に基づき、現場で真に役立つ「実践的なセミナー」を提供しています。

自治体、飼い主、ボランティア、そして事業者の皆様、それぞれの立場に最適化したプログラムの詳細は、以下の案内ページよりご確認いただけます。

[自治体・飼い主・ボランティア・事業者向けセミナーの概要説明]

[これまでの開催実績・検証に基づく活動記録の一覧]

私たちの知見を、皆様の地域や組織における確実な備えにお役立てください。

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