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活動実績

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活動記録

熊本県動物愛護センター訪問と被災ペット支援に向けた官民連携

本日、熊本県動物愛護センターを訪問し、センター長をはじめとする職員の皆様と、熊本地震における被災ペット支援についての打ち合わせを行いました。発災から間もない現在、センターの設備において地震による断水が完全には復旧していないなど、インフラへの影響が色濃く残っています。本記事では、甚大な被害を受けた地域の状況把握という課題や、岩田ともこ県議会議員を交えて協議した官民連携のあり方、そして現場から見えてきた今後の活動方針についてご報告いたします。

熊本の現状と課題

熊本地震の発災直後ということもあり、熊本県動物愛護センターでは現在も断水が完全には復旧しておらず、限られた資源の中で対応が行われています。水は動物たちの衛生管理や健康維持に直結する重要なインフラであり、この状況は現場にとって大きな課題となっています。施設を訪問し、職員の皆様が懸命に現状の維持に努められている姿を直接確認することで、インフラの停止が支援活動に及ぼす影響の大きさを改めて実感しました。現場の制約を正確に理解した上で、どのような支援が適切であるかを考えることが第一歩となります。

被災地域の状況把握と共有

今回の打ち合わせの中で、特に時間を割いて話し合ったのが、甚大な被害を受けた地域における状況把握の難しさについてです。道路網の寸断や通信障害などの影響により、被災地の全体像を正確に掴むことは容易ではありません。飼い主とペットが現在どのような環境に置かれ、何を必要としているのかという一次情報を迅速に収集し、関係機関で共有することが、今後の支援活動の土台となります。センターの皆様とも、現状の情報の空白地帯をどのように埋め、的確な支援を届けるかについて、認識を共有しました。

継続的な支援に向けた体制構築

災害直後の緊急対応だけでなく、その後に続く中長期的な支援を見据えた体制づくりについても協議を行いました。避難所での生活が長期化する場合、ペットと飼い主のストレスケアや、生活環境の改善など、新たな課題が次々と発生します。行政の支援が届きにくい細かなニーズに対して、私たちがどのようにアプローチしていくか。今後の連携のあり方を具体的に話し合う中で、自治体と民間団体が日頃から協議を重ね、いざという時に円滑に行動できる関係性を築いておくことの重要性を再確認しました。

立ち話の中で

打ち合わせの途中からは、日頃より当法人を応援してくださっている岩田ともこ県議会議員にもご参加いただきました。
岩田議員からは、甚大被害地域の現状や支援制度の課題について共有いただいたほか、「直接的な家屋被害がない地域でも、猛暑下の停電・断水は人命の危機に繋がる」という深刻な現状をご報告いただきました。

愛護センターでの打ち合わせを終えた後、岩田議員と少し立ち話をしました。
その中で議員がおっしゃった「議員には議員としての役割があるんだよね。それをしっかり果たさんといかん」という言葉に、深く共感しました。
愛護センターには愛護センターの、獣医師会には獣医師会の、そして私たちボランティアにはボランティアの役割があります。
それぞれが自身の役割を認識し、共有し合うこと。何より、自らの役割をしっかりと全うすることこそが、本当の意味での連携に繋がるのだと感じました。そしてそれこそが、災害時における「ペット支援体制」の構築に繋がっていくのだと確信しています。

長期的な活動と感謝と

熊本地震による被害からの復興、そしてすべての飼い主とペットが安心して元の生活を取り戻すまでには、非常に長い道のりになることが予想されます。当法人は、今回の熊本県動物愛護センターでの協議内容を踏まえ、今後も自治体や関係機関と密接に連携した支援活動を継続してまいります。

今は目の前の被災ペット支援に全力を注ぐ時期ですが、同時にこれらの経験を記録し、将来の防災活動へと繋げるための準備も進めていく方針です。地域社会全体の防災力を高めるための一翼を担えるよう、専門的な視点を持ちながらも、飼い主やペットに寄り添った着実な活動を続けてまいります。
決して気負うことなく、私たちはこれからも、現場で淡々と出来る事をやります。

今回の活動におきましても、すでに数え切れないほど多くの皆様から温かいサポートをいただいており、感謝の念に堪えません。 思えば、10年前の熊本地震の発生時から今日に至るまで、私たちは皆様の支えとともに歩んできました。皆様からの絶え間ないサポートと励ましがあったからこそ、決して歩みを止めることなく活動を続けてくることができました。

これまでの長きにわたるご支援、そして今回の力強いお力添えに、心より深く感謝申し上げます。本当にありがとうございます。これからも動物たちとご家族のために尽力してまいりますので、引き続きのご支援、ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。

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