1. HOME
  2. 活動実績
  3. 活動記録
  4. 【活動報告】沖縄県那覇市にて対象者別ペット防災セミナー2023の講師を務めました
活動実績

WORKS

活動記録

【活動報告】沖縄県那覇市にて対象者別ペット防災セミナー2023の講師を務めました

災害時に発生するペットに関する諸問題は、単なる動物保護の枠を超え、避難所運営や生活再建に直結する被災者自身の重大な課題です。この度、沖縄県那覇市にて開催された「人とペットの防災カレッジ」において、当法人がペット防災セミナー・講演会の講師として登壇いたしました。本セミナーは、一般飼い主様と行政・団体様それぞれに向けた専門的なアプローチを通じて、地域全体のペット防災力を高めることを目的として実施されました。

那覇市でのセミナー開催概要

沖縄県那覇市にて「人とペットの防災カレッジ」(主催:一般社団法人人も犬も猫も幸せなまち創り隊OKINAWA)が2日間にわたり開催され、1日目は一般飼い主向け、2日目は行政・団体向けに実施いたしました。

2つの視点で紐解くペット防災

飼い主の自助と被災者支援
今回、飼い主向けと支援者(行政・団体)向けの2回にわたり講師を務めさせていただきました。この講演を通じて皆様に最も強く伝えたかったことは、ペット防災には「飼い主自身の自助」と「被災者支援としての災害時のペット支援」という2つの不可欠な要素があるということです。災害時の混乱を防ぎ、円滑な同行避難を行うためには、まず飼い主が平時からしつけや物資の備えを行う「自助」が絶対的な基本となります。しかし、それだけでは大規模災害を乗り切ることはできません。行政や民間ボランティア、獣医師会などの連携による「公助・共助としての被災者支援」が合わさることで、初めて地域全体の課題解決へと繋がります。どちらか一方が欠けてしまえば、災害時のペット問題は決して解決しないのです。

役割分担の明確化と地域の課題
セミナーの2日目では、熊本地震での同行避難支援の現場経験に基づき、誰が、いつ、何をするのかという「役割分担の明確化」の重要性を詳しく解説いたしました。各主体の責任範囲や連携フローが曖昧な状態では、支援物資の滞留や避難所運営の混乱を招いてしまいます。今回の行政・団体向けプログラムにおいて、事前の役割分担の具体策について大きな反響をいただきましたが、同時に各地域特有のリスクに応じた実践的な計画策定が急務であるという課題も浮き彫りになりました。例えば今回の沖縄県であれば、台風接近時の事前避難や停電・断水対策など、地域特性を考慮した対策が強く求められます。

那覇市公式ホームページ「なは市民活動支援センター」に記載されたセミナーの報告

実効性を高める今後の展望

ペット防災の基本的な考え方は全国共通ですが、実践においては地域の地理的特性や気象条件に合わせたカスタマイズが必要です。公的機関のガイドラインを基礎としながらも、それぞれの立場で果たすべき役割を深く理解することが求められます。当法人は今後も、平時から強固な連携体制を構築し、いざという時に実効性の高い同行避難支援ができるよう、現場の知見を活かした情報提供を継続してまいります。

ご参加と関係者様への感謝

本セミナーの開催にご尽力いただきました主催者様、そして熱心にご受講いただいた那覇市の皆様に心より感謝申し上げます。今後も、各機関が自身の役割を正しく認識し、地域の特性に即した現実的な支援体制を築けるよう、皆様と共に歩みを進めてまいります。

ペット防災セミナー・講演会・取材・監修について

当法人では、実際の災害支援経験に基づき、『正しいペット防災の知識』の普及・啓発に努めております。地域の防災力向上や、より実践的で包括的な災害支援体制の構築に向けて、皆様の地域でも「ペット防災セミナー・講演会」の開催をご検討されてみませんか。自治体、ボランティア育成、飼い主さん向け、自主防災組織、ペット関連事業者など、各団体様の抱える課題や地域特性に合わせたカスタマイズ可能なプログラムをご提供しております。また各種メディア取材、監修業務についても承っております。まずは下記リンクよりお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ

那覇市ペット防災セミナーの様子

活動実績